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コスト十分の一への挑戦

周知の通りこの企画は、科学的な根拠や数値を一切省き、あくまで作者の感覚でニュアンスをお伝えするコーナーです。
と・・言いわけしといて、今回は「奧まつりルイス」です 。通常のルイスと異なり、ハマグリと呼ばれる下から布を押し上げる装置が2枚付いています。

写真のものは、主に裾まつり専用に改造が施してありますが本来は、裾まつりやラペルの返り星など複数の工程で使われます。ハマグリが下から布を押し上げて、布の半分を「かすりすくう」と言った感じなので設定がとても微妙ですので生地が変わると
始めから調子を合わせなくてはなりません。(かなり面倒くさいのでサンプルを一枚だけやって とお願いすると相手の顔には必ず青筋を確認することでしょう 笑)

例えばスカートの裾を、手まつり(奧まつり)すると熟練者でも10分程かかりますが、このミシンですと30秒程で終わります。

ちなみに当社のレコードホルダーは、「私」で 取って置くまでで25秒・・・また自慢話です。(誰か競争しましょう 爆)
大幅に生産コストを下げることが出来ますが何せ高価!下の物は、改造費込みで150万円位しますので、「今日から普通のルイスを禁止します」とか言わんといてや。

全体図
設定ダイヤル
合計4箇所の調整が必要です。4箇所のバランスがピタリと合わなければ目調子を出せません。なれるまでかなり時間がかかります。たとえば 右側の上下のダイヤルは、生地の厚さによって2回転くらい違いますので、注意しないと今の位置が分からなくなってしまいます。
ハマグリ
2枚付いています。これが左右交互に布を押し上げます
左のハマグリは1枚の布を押し上げ、右のハマグリは3枚の布を押し上げます。下の写真参照(
横から見たハマグリ、ちなみにハマグリは正式名称ではありません。
通称ですがとても一般的な呼び名です。蛤に形が似ているからでしょう。
布をセットしたところ
右側がヘム
縫い目
縫い目は緩やかで、つれにくい
これは普通のルイスの縫い目です
すくうポイントが一箇所です

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